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クリーンエンジニアリングです!
引っ越しや季節の大掃除、家具・家電の買い替えなどで出てくる「不用品」。高松市でも、ただ捨てるだけでは手間やコストがかかることがあります。本記事では、「不用品回収」「処分方法」「豆知識」の3つのキーワードを軸に、高松市での不用品処分をスムーズかつ賢く行うための具体的な手順や注意点、お得な情報などをまとめてみました。
1.高松市での不用品回収とは何か
まず、「不用品回収」の定義や、高松市でどのような回収方法があるかを把握しましょう。
・「不用品回収」とは、家具・家電・雑貨など、日常ごみ(燃やせるごみ・燃やせないごみ)の収集対象外となる大型のもの、または定期ごみ収集では対応できないものを回収するサービスのことを指します。
・高松市では、粗大ごみ・臨時ごみの回収、自治体による収集・持ち込み、自分で業者を手配しての回収など、複数の選択肢があります。
このあとに紹介する「処分方法」を見比べて、ご自身の状況にあったやり方を選ぶことが重要です。
2.高松市で使える処分方法ー具体的な選択肢
高松市で不用品を処分する主な方法を、メリット・デメリットとともに解説します。
方法 | 概要 | メリット | デメリット/注意点 |
---|---|---|---|
①臨時・粗大ごみ収集(戸別収集) | 高松市の「粗大ゴミ受付センターに申込みをし、収集をしてもらう方法。 |
・自宅前まで収集車で来てくれるので、運び出しが楽。 ・自治体サービスなので料金が明確で比較的安価なことが多い。 ・市が定めたルールに則った処分で安心。 |
・申し込んでから「7~10日程度」かかることがある。 ・収集可能なサイズ・重量・品目に制限あり。 ・処理シールの購入や貼り付け、収集場所までの搬出など、自己対応が必要な部分あり。 |
②自治体処理施設へ自己搬入 | 自分で車やトラックを使って、市のクリーンセンター(西部クリーンセンター/南部クリーンセンター)へ持ち込む方法。 |
・搬入できる日・時間が自治体で定められており、急ぎの場合にはこちらの方が早いこともある。 ・多数の品目を一度に搬入できれば総コストを抑えられることがある。 |
・運搬の手間・時間がかかる。 ・重くて大きなものだと車両が必要、搬入の負担が大きい。 ・受付時間や曜日が限られていたり、燃やせる・燃やせないごみで扱いが異なることがある。 |
③民間の不用品回収業者に依頼 | 自治体とは別の業者に、不用品の搬出・運搬・処分を一括して依頼する方法。作業内容によって「見積り無料」「当日対応」などのオプションがある業者も。 |
・手間を省ける(持ち出し・搬出を業者がやってくれる)。 ・自治体で処分できない物でも引き取ってくれることがある。 ・急ぎの場合の対応が可能な業者も多い。 |
・費用が自治体より高くなる可能性がある。 ・業者によって料金体系・信頼性に差があるので注意が必要。 ・許可を持っていない違法業者のトラブルも報告されているため、業者選びの基準が大切。 |
④引き取りサービス/買取・リユース | 家電量販店や家具店で新品購入時に古いものを引き取ってくれる、またはリサイクルショップ・フリマアプリで売却するなど「捨てる」のではなく「活用する」方向。 |
・費用をかけずに処分できるか、むしろ収入になることもある。 ・環境にも優しい。 ・処分の手続きが比較的簡単な場合も多い。 |
・条件があることが多い(同種・同数量引き取り、購入時引き取りなど) ・売れるまで時間がかかることがある。 ・状態が悪いものは買取不可や値段が付かないこともある。 |
3.高松市:自治体による粗大ごみ・臨時ごみ処分の流れ
ここでは、自治体を利用して粗大ごみを処分する際の具体的な流れを、必要な手順と注意事項を含めて確認しま す。
ステップ1:処分したい不用品を「粗大ごみ/臨時ごみ」に該当するか確認する
・高松市では「粗大ごみ・臨時ごみ」にあたるものの目安として、縦・横・高さのうち2辺以上が1メートルを超 えるもの、または10㎏を超えるものなどが対象となります。定期収集では対応できない大型の家具・マットレ ス等が該当します。
・また、燃やせるごみ・燃やせないごみなど家庭ごみの分別ルールを確認し、それに合うものはそちらで出すよう にします。
ステップ2:方法を選ぶ(戸別収集/自己搬入/業者依頼など)
上記表のように、ご自身の状況(時間・量・重さ・場所・予算)に応じて最適な方法を選びます。以下は目安:
・量が少ない・大きさも許容範囲内⇒戸別収集や引き取りサービスが便利
・量が多い・重くて動かせないものが多い⇒業者に依頼するか自己搬入できる車両を確保する
ステップ3:戸別収集を申し込む
戸別収集を利用する際の手順は次の通りです。高松市の具体的なルールに沿っています。
1.粗大ごみ受付センターへ申し込む
電話(087-834-0366)にて、収集を申し込みます。受付時間は平日(月~金)9:00~16:0 0。土・日・祝日は休み。インターネット申し込みも可能です。
2.必要事項の確認
住所、氏名、連絡先、出したいごみの種類・数量、収集場所まで収集車が入るかどうか等を伝えます。これによ り収集手数料が決まります。
3.臨時・粗大ごみ処理シールを購入する
市内のスーパー・コンビニなどで販売されている「臨時・粗大ごみ処理シール」を手数料金額分購入します。 シールは510円の種類のみで、必要枚数を買うことになります。
4.シールに受付番号を記入し、対象不用品に貼る
受付番号をシールに書き、出すごみ(粗大ごみ)に貼り付けます。収集日に、指定された場所に搬出します。通 常、玄関先または収集車が入れる場所までです。立ち会いは不要ですが、運び出しは自分で行う必要があるケ ースが多いです。
5.収集日・場所に出す
申し込み時に決まった収集日と場所に、ご自身で所定の場所まで粗大ごみを出します。収集車での回収になり ます。
ステップ4:自己搬入する場合の手順
自治体処理施設へ自分で搬入する方法は以下の通りです。時間や重さの制限、手続きなどを確認しておきましょ う。
・主な施設は西部クリーンセンター(高松市川部町)と南部クリーンセンター(塩江町安原下)です。
・搬入可能なごみの種類・時間が燃やせる・燃やせないごみによって異なります。たとえば、西部クリーンセン ターでは燃やせるごみは月~土曜日、燃やせないごみは土曜日午前のみというケースがあるので要確認。
・手数料は、100㎏まで一律1,700円、それを超える場合は20㎏ごとに340円ずつ加算されます。
・自己搬入の際は「臨時・粗大ごみ処理シール」は使用しないのですが、念のため搬入先での計量・支払いの方 法を確認しておく必要があります。
ステップ5:家電リサイクル法対象品の処理
テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機など、家電リサイクル法で特定されている品目の処分は、特別なルールがあ ります。
・高松市の処理方法として、「販売店での引き取り」「メーカー指定の搬入場所への持ち込み」「市による回収依頼」 などが可能。具体的な対象家電の種類・料金・手順は、市のホームページで確認することができます。
・自治体の粗大ごみ回収では、家電リサイクル法対象品は通常別扱いのため、別途料金が発生したり、立会いが必 要となることがあります。
4.豆知識:知っておくと得するコツや注意点
不用品の処分時、少しの工夫で手間や費用を大幅に削減出来たり、トラブルを避けられる「豆知識」をご紹介し ます。
1.業者選びのポイントをチェックする
民間の回収業者を使う場合、以下の点を確認しましょう。
・高松市の「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持っているかどうか。許可のない業者は違法で、不法投棄などの リスクがあります。
・見積りが無料か/追加料金の有無・条件が明確か。
・搬出作業や運搬(2階から下ろすなど)も含まれているか。
・保険加入の有無。作業中の破損や事故の対応がきちんとしているか。
2.早めに計画を立てる
戸別収集を頼む場合、「申し込み~収集」まで7~10日かかることがあります。特に引越し前など日程が決ま っている場合は余裕をもって準備を。
3.分別を意識する。
不用品の中に燃やせるもの/燃やせないもの/リサイクル対象品などが混ざっていると、自治体や業者の回収がス ムーズでない場合があります。事前に分別できるものは分けておくと、処分コスト・手間ともに軽減されます。
4.引き取り・リサイクル・譲渡も視野に入れる
まだ使える家具・家電は引き取りを頼んだり、リサイクルショップに売ったり、友人やSNSで譲ることも検討し ましょう。捨てる前のステップを取ることで、処分費を抑えたり地球にも優しい選択ができます。
5.家電リサイクル法対象品の処理を忘れずに
違法回収や不適切な処理をされた場合、所有者にも責任が及ぶことがあります。法律に則った方法で処分するこ とが最も安全です。
6.持ち込み時間・曜日・手数料を事前に確認する
クリーンセンターや処理施設には、受付可能な時間・曜日が限られていることが多く、土日・祝日・午後などは 休みが時間短縮になるケースがあります。必ず市の公式サイトで最新情報をチェックしましょう。
5.こんなケースにはどうする?よくある質問&対応例
処分方法について、「こういうときはどうすればいい?」という具体的なケースを例にして考えてみましょう。
ケース | 推奨される処分方法 | 補足アドバイス |
①引っ越しが来週で、ソファー・ベッドなどの大型家具を早く処分したい | 不用品回収業者に依頼するのが現実的。自治体の戸別収集だと日程が間に合わない可能性がある。 | 複数業者から見積りを取る。写真を送って見積りを取ると時間もコストも抑えやすい。 |
②家電(冷蔵庫・洗濯機等)を処分したい | 家電リサイクル法の対象なので、販売店引き取り・指定搬入場・メーカー回収など、法に則った方法で処分。 | リサイクル料金・収集手数料がかかる。購入店での引き取りサービスを利用できる。 |
③ご近所に迷惑をかけずに処分したい(音・時間・見た目など) | 自治体の日時指定収集または業者に全て任せる方法が無難。持ち出し・搬出などで周囲に影響が出ないよう配慮する。 |
回収日の前日に準備し、収集・運搬時はカバーや養生をするなどの工夫を。 |
④経済的に負担を減らしたい | 自己搬入+引き取り・リユース・譲渡の組み合わせが有効。自治体へ持ち込みなら手数料が比較的安く済む場合が多い。 | 引き取りサービスを利用する際の条件をしっかり確認(同タイプ・同数量など)/リサイクルショップでの値段比較をする。 |
6.まとめ:高松市で不用品を賢く処分するために
高松市で不用品を処分する際には、以下のポイントを押さえておくと安心です。
・「不用品回収」の意味を明確に理解し、自治体サービス・業者依頼・自己搬入など複数の選択肢を比較するこ と。
・処分にはルールと手続きがあり、受付日・時間・手数料なども把握しておくことがコスト・時間のロスを防ぐ。
・家電リサイクル法対象品・定期収集対象外の品目など、特別扱いされるものを見落とさないこと。
・業者を使う場合は信頼性・見積りの明確さ・許可取得の有無などを確認して、「違法業者」に依頼しないように する。
・捨てる前に「譲る・売る・引き取ってもらう」などの選択肢を検討することで、コストも環境負荷も減らせる。 高松市には公式の「粗大ごみ受付センター」や「クリーンセンター」「ごみ分別ガイドブック」など、住民向け の情報リソースが整っています。最新情報は市のホームページで随時確認しましょう。
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